リレンザ

リレンザでインフルエンザを予防できる?

リレンザはインフルエンザの治療薬ですが、感染と発症の予防薬として使うこともできます。治療薬として使う場合には薬の吸入を1日2回行いますが、予防薬として使う場合には1日1回行うことで効果が期待できます。インフルエンザウイルスが増殖する際に働くノイラミニダーゼという酵素の働きを阻害することで、ウイルスの増殖を抑えてインフルエンザの特徴である高熱が出る期間を短くしたり、症状が出るのを抑える効果があります。そのため、ウイルスが体内に侵入してきてもリレンザの効果でウイルスの増殖が抑えられるため、ウイルスが増えて症状が発症することを防ぐことが出来ます。
注意点としては、リレンザを予防投与する場合にはリレンザを吸入している期間だけしか予防効果がないということです。リレンザの吸入をやめてしまうと、予防効果はなくなってしまいます。予防投与としては1日1回の服用を10日間分を1セットとしての処方になります。予防として使用する際の明確な効果時間はデータがありませんが、リレンザを吸入後1時間ほどで血中濃度は最大になると言われています。また、通常、インフルエンザウイルスに感染してから発症するまでの潜伏期間が2日前後というデータを考慮すると、インフルエンザの発症を予防できる期間は、リレンザを予防投与している期間+1日程度と考えておいた方が良いでしょう。どうしてもインフルエンザで寝込んでしまうわけにはいかない、という予定がある日の10日ほど前から使用するようにしましょう。
また、予防投与の場合には健康保険が利用できないため全額自費負担となり、病院の診察代とリレンザの代金などを合計して10日分で5000円程度の負担となります。
▼インフルエンザ治療法や治療期間中に気を付けること
インフルエンザ 治療